牛久の整体なら「牛久カッパ整体院」

みなさんこんにちは。カッパ整体グループです。
今回は股関節に関して股関節の形状を知ろうというテーマで説明していきます。

 

股関節の特徴と固まる原因

股関節股関節は臼状関節と呼ばれる関節で、肩関節と同様に球関節(臼状関節)に分類されます。球関節は可動範囲が大きくあり、動かせる範囲が広くあることが特徴です。関節を保持するため、稼働するために前後左右に大きな筋肉・筋膜が付着しております。筋肉・筋膜の特徴として動かさないことで固まってしまい、可動範囲が狭くなってしまう点があります。

例えば、座っている時間が長い・デスクワークを一日中している等、殿部が常に圧迫され活動することが出来ない状況となると後面の筋肉・筋膜が固まってしまいます。その結果活動性が乏しくなり、可動範囲が狭くなってしまいます。すると、相対的に活動性が高く、可動しやすい前面や左右の筋肉・筋膜ばかりに活動が偏り、不均等が起こることで痛みや不快感が生じてしまいます。同じ姿勢での活動が続いてしまった時には足を前後に動かしてみたり立ち歩いたりするなど臀部が圧迫された状態から解放する運動をしてみてください。身体全体の活動性が高まることでリラックス感もあり、その後の活動に良い影響が生まれる可能性があります。

 

 

日本人は座りすぎ?

施術また、世界的に観ても日本人は座りすぎていることがデータとして証明されており健康寿命との繋がりも示唆されています。座っているときに腰へかかる負担は、立っているときの負担の2倍近くになることもあるといわれています。整形外科医だったアルフ・ナッケムソンの研究結果を挙げます。

正しい姿勢で立っているときの腰への負担を100とした場合、仰向けで寝たときには25、横向きで寝たときには75といわれています。しかし座っているときの数値は140にまで増えます。更に、座っていて身体を前傾した状態を取ると数値は180まで跳ね上がり、より大きな負担がかかっていることが分かります。

 

 

座っている時間が長いことと股関節痛との関連

腰骨盤は関節の受け皿、太ももの骨(大腿骨)を支持する形となっております。しかし関節の形状上はまり込みは1/3程度とされています。これは4足歩行の名残や進化の過程で関節の可動域を広くするためといわれています。我々の身体は進化と共に生きていて関節の適合性を高めるために強固な靭帯にて残りの2/3を保持しています。

殿部は受け皿として機能していますが受け皿が硬くなるとスペースを保持することが困難になりはまり込みが浅くなってしまうことが予想されます。はまり込みが浅くなると前方に大腿骨が押し出され、鼠径部に圧迫感を生じ、痛みを感じることがあります。ずっと座っている姿勢が続くことでお尻周りが硬くなってしまった経験をお持ちの方はいらっしゃいませんか?股関節の形状上、お尻周りの筋肉・筋膜は柔軟性が求められ、柔軟性がある方が姿勢を保持していくのみ適しています。注意してみましょう。

 

 

鼠径部の痛みに関して

施術一般的に鼠径部の痛みはサッカーやバスケットのようなスポーツにて喚起されるケースを見受けられることがあります。しかし運動やスポーツをしてなくても鼠径部の痛みを生じてしまうケースも経験します。

要因として以下のようなことが考えられます。背中が丸まった状態やデスクワークのように猫背様の姿勢が長い時間続くと身体が縮こまってしまいます。そのような状態が継続されると鼠径部や腹部の筋肉・筋膜の活動性が低下してしまいます。すると筋膜の滑走性が低下し痛みや違和感に繋がるケースが多くあります。体重がかかっている臀部だけでなく股関節の前面である鼠径部の活動性低下も座位時間の延長から生じることが多々ありますので様々な角度からご自身の症状と鑑みていきましょう。

自分が原因だと思っていない出来事や日常生活での動作にて症状の原因を作っている可能性があるため気軽にお問い合わせください。

 

牛久の整体なら「牛久カッパ整体院」 PAGETOP