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肩関節の構造について

肩肩関節は人間の関節の中で最も可動範囲が広いと言われています。その広い可動範囲を可能にしているのがボールアンドソケット構造です。

肩関節1

一つの骨の球面が別の骨のカップ状のくぼみにはまり込む形状をしています。股関節もこの構造を有している球関節ですが、股関節とは大きな違いがあります。それは非常に小さな肩甲骨関節窩(肩甲骨のカップ)に対して上腕骨頭(球状)がぶら下がった非荷重関節ということです。

肩関節2肩関節3

つまり、骨性の支持と荷重による安定性が少ない、不安定な関節というのが特徴です。その「不安定さ」を補うように関節唇(軟骨)や関節包(関節を包む袋)、腱板(4つのインナーマッスル)などの組織によってバランス良く安定性が保たれています。

これらのバランスが崩れ、肩関節が不安定な状態になると関節周囲組織の損傷や炎症が起き、痛みや動きの制限に繋がります。

 

 

肩関節を痛める原因とは

施術それではどんな場面で肩関節の安定性が崩れ易いのか。実際に肩関節を痛めた方の受傷機転を聞くと以下の4つが多いです。

①車の後部座席の物を取ろうとしたが、届かない。もう少し伸ばして・・・ズキッ

 ⇨可動範囲を超える動作

②重いものを身体から遠い位置で繰り返し持ち上げる。200球の投げ込みを毎日。

 ⇨過負荷+繰り返し(オーバーユース)

③久しぶりのキャッチボールで初球から全力投球!

 ⇨急な動作+過負荷

④きっかけなく、いつの間にか段々痛みが強くなって・・・

 ⇨加齢?五十肩の方では1番多い。

これらからわかるように肩関節の痛みは明確な受傷機転がある場合と大きなきっかけ無く痛みが出る場合とに分けることができます。前者は比較的若い方でも起き、後者は中高年以降で多くなります。

中高年以降では肩関節の安定性に重要な腱板が加齢とともに擦り減り、機能低下を引き起こすことがわかっています。また、運動不足や偏った生活習慣によって姿勢が歪んで硬くなると、その硬さを補うように肩関節自体に必要以上の可動性が求められ、肩関節への負荷が増大することが考えられます。

不安定になった肩関節は日常の些細な動きで微細損傷を起こし→炎症→痛い→筋の硬化や組織間の癒着→安定性のバランスが崩れる→動作を繰り返す→炎症を助長・・・と負のループに陥ります。放置していると腱の断裂や重度の拘縮(関節が固まって動きの制限が出ること)に至り日常生活に支障を来してしまいます。

 

 

このような症状は要注意

検査

以下のような症状の場合は五十肩や腱板断裂の可能性があるので要注意です。

  • 何もしていないのに痛い(安静時痛)、夜中に痛くて起きてしまう(夜間時痛)
  • 特定の動きで同じ場所が痛む
  • シートベルトをしようとすると痛みが出る
  • 腕を伸ばした状態では重いものが持てない
  • バンザイして左右差がある
  • 後ろにあるものをとれない
  • (女性)下着が着けられない
  • 背中に手が回せない

また、「痛み出してからどのくらい経過しているのか」、「肩関節のどの組織が損傷・炎症しているのか」によって症状や病態、対処法が変わってきます。

痛みが出てしまった場合は我慢せず専門家に相談しましょう。

 

 

肩関節の痛みにお悩みの方へ

施術当院では理学療法士・柔道整復師・鍼灸師などの国家資格保有者が、細かく丁寧な問診と、姿勢の歪みやお身体の硬さを評価いたします。医学的な知識を持って根本原因を絞り出し、完全オーダーメイドの施術を行うことで最短最速での根本改善を目指しております。

上記の症状に当てはまった方は是非「四十肩・五十肩」のページをご覧いただき、お近くの当院へお気軽にご連絡ください。

 

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